今夜はまるまる瑞穂園芸建設の内装後記。
店舗再建までの経緯や内装的資料となってますφ('ー'*)
※ 今回も画像の多くはクリックで別窓原寸大表示になります
まだ関東地方にも台風の影響が残る8月13日の夜、
にーなさんとくろねこはニジェルムの海水浴場でお喋りタイム。
ないそう ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ たのしいね
◆ 新しいおうち建設へ ◆
二人ともお互いのおうちをTCから移築をした夏になり、
それぞれのおうちもほぼ完成し終えたはずなのですが…
まだまだ私たちの内装熱は冷めやらぬ状態(むしろヒートアップ)
ちょっとしたランナーズ・ハイみたいな感じですね。
この日もビーチに訪れるや、話の流れも海に関する内装で大盛りあがり。
私たちは闇市場で交換するココナツから生み出されるヤシの木が大好きなので、
あのヤシの木が映えるハウジングができたら素敵よねと華が咲きます。
この時も私が「∩`・◇・) まだまだ内装し足りないわ!」と熱弁をふるっていると。
にーなさんがひと呼吸置いてから落ち着いた言葉で、
「私の休止中アカウントを使って倉庫用のおうちを建ててみない(゚∇^d)?」
と、新しい倉庫兼おうち建築依頼を伝えてくれたのです。
くろねこ「嬉しい申し出ありがとうなの。だけど答えはもう少し先に言うね」
にーなさん「うんうん!待ってるねヽ(〃'▽'〃)ノ」
なぜ即決で応じられなかったのかは、通院治療がなかなかハードで、
日によっては副作用で起きられなかったりもする身体。
にーなさんからの嬉しい申し出にあの場でOKを言えなかったのです。
ログアウトした後「If」の場合、どうしようか考えました (= ᵕ ω ᵕ =) ん~
私がデザインしたおうちを親友のために建てて住んでもらえたら幸せなり。
一時的にアカウントをお借りして建てるより、
私の休眠アカウントで建てて、譲渡するのがスムーズかな?と思いました(・o・)ゞ
※ ハードな投薬治療のことは頭から抜け落ちてます
そして思い立ったが吉日、すぐさま私は休眠アカウントを復活させ、
トラメルの大地でにーなさんの要望をみたす土地探しスタートです。
-=≡Σ(((っ≧ω≦)っ 丑三つ刻だけどGoGo!!
※ 深夜だったのもあり、にーなさんにはアカウント復活を伝えませんでした
私たちのなかで大ブーム内装品、ヤシの木。
※ 比較用に黒猫像を置きました
◆ ヤシの木 ◆
◆ ヤシの木 ソテツ系 ◆
ヤシの木は全部で5種あり、そのうち2種類はソテツ系の植物。
※ 背の高いヤシの木は幹のねじれ方が異なる2種存在します
内装品としての大きな特徴としてはどれもデコレーターでの回転は不可、
透過性がなくヤシの木の後ろ側に置いたアイテムは隠れてしまいます。
この素敵なデザインのヤシの木を活かせる最も適した場所といったら…(-ω-;)ξウーン
やはり海岸線!なおかつ土台にも砂浜が被っている場所がベスト。
真っ先に思いついた場所がベスパーの海岸線でした。
とりあえずトラメルの砂浜で条件を満たす土地は限られているので、
バッグの中にしのばせたトレハンルーンブックで各地の状況確認に向かいます。
そして数カ所の土地視察を終えベスパーの海岸線に戻り、
土台建設の試行錯誤を繰り返すこと数回。
なんと18×18のフルサイズが乗ったのです (o_□_)o びっくり!
数年前はこの近くに暮らしてたこともあったのですが、
ずっとここは最大でも15or16×18くらいだと思ってたので正直驚きました。
砂浜は起伏が多く建設不可となるケースがあるので勘違いしてたなり Y(>_<、)Y
全ての条件を満たしたフルサイズが乗ればこっちのものです (*•̀ᴗ•́*)و ̑̑GJ!
すぐさま仮設のおうち(デザイン第1案)を建て終え、
にーなさんに立地状況と倉庫として使えるかどうかの確認メールを送信。
◆ デザイン第1案 ◆
まずはTCと同じ条件で建物を建設。
その条件の基準は建物前のスペースを4マス取り、西側に寄せて建てます。
フルサイズ土台に建てると建物背面は3マスのスペースでした。
◆ 第1案 1階 ◆
ニジェルムでの会話にあった今回のおうちの要となるヤシの木。
建物周囲にヤシの木を仮設して色合い等の兼ね合いをみます。
◆ 第1案 2階 ◆
なかでも背の高いヤシの木の見栄えと存在感は素晴らしいものがあります。
大きく開広させた窓辺にヤシの葉が掛かるのは良いアクセント効果を生み出すなり。
◆ 第1案 屋上 ◆
くろねこの大好きな建材のひとつ、砂岩を組み合わせた漆喰の壁。
ヤシの木との相性も良く素敵なおうちになると感じました。
この時点でくろねこの頭の中に描いた完成予想図は、
ゴージャスなコンドミニアムの様なおしゃれな建物ではなく、
ひっそりと海辺に建つ個人宅で生活感あふれるイメージが浮かびます。
◆ 内装品が一切無い珍しい内覧会 ◆
翌日はハウスオーナーとなるにーなさんを迎えて内覧会です。
くろねこのハウジングは一気に内装も飾り終えてしまう傾向なので、
写真の様な空っぽの建物内を見るのはにーなさんも初めての出来事。
それもあって二人で談笑しながら各部屋や庭の広さを確認しつつ、
この日はビーチハウスの今後のカスタマイズ方針を決めました。
◆ デザイン第2案へシフト ◆
流石にTCと全く同じ条件で建ててしまうと手狭になるので第1案は却下。
建物自体を南西の隅に移し、背面は使わないデザインにしようとなりました。
◆ デザイン第2案 ◆
建物を南西の隅に移し終え、あらためてマップを確認。
敷地面積の半分以上を砂地が占める立地環境。
くろねこはマップと同じ砂浜の景観を損なわせぬよう、
同一性を持たせた内装を施すことを自身への課題にしました φ('ー'*)
◆ 無いのなら、作ろう砂浜再現の道 ◆
苦労すると思った難題、砂床問題もなんとか解決。
カスタマイズメニューには雪床や草床、ダンジョン床などは存在しますが、
なぜか海岸で使用される砂の床材はありませんY(>_<、)Y
ホリデーギフトで貰える砂タイルもあるにはあるのですが、
床材タイルは手軽に模様替えが出来る反面、
内装好きには大問題が発生するので頭を抱えます。
※ ギフトのタイルはロックダウンして設置するタイプです。
にーなさんは倉庫としても使う予定なので安易にロックダウン数を増やすのは却下。
あとタイルの特性としてカーソルを合わせるとハイライトするのが最大のネック。
生活動線上をタイルで敷き詰めた場合、ハイライトを起こす床材は見た目にも美しくなく、
他にもアイテムを置きにくい等の不便さもあるので手放しで喜べません。
(*≧∇≦)ノ そこでくろねこはロックダウンも増やさず、
なおかつハイライトも起こさない手段を取りました。
◆ ゴザ砂浜 ◆
裁縫で作成するゴザを砂色に近付け、砂浜のイメージを出してみました。
このゴザ使用が功を奏し二人のアイデアも次々と浮かびます。
◆ 浜辺に陰影をつけましょう ◆
ビーチに砂ゴザを敷き詰め一通り作り終えると、
更にここからもう一歩踏み込んだ内装に進みます。
さんさんと降り注ぐ強い陽射しであっても、
ベンダーセキュアの下まで照らすことはありません。
そこでトーンを落とした砂ゴザをセキュアの下に敷いて陰影をつける内装を施します。
※ 本来なら3種類目の木陰用の砂ゴザも使うべきところなのですが、
ヤシの葉から生み出される木漏れ日は複雑で多彩な影を作り出します。
ゴザはその性質上正方形から変えられないので、
木陰用ゴザを木々の下に使用した場合角張った模様となり不格好。
それもあり良い案が見つかるまで保留としました。
アイテムなどを置いてゴザの形を誤魔化すことは可能なのですが、
それをすると物が散乱した砂浜となってしまい、
整備されたビーチのイメージからも程遠くなるので止めました(+д+)
※ あともうひとつ、頑なに砂岩の床材を使用しなかった訳があります。
それはニジェルムの町並みに似せたくない強い思いがありました。
町に流れるヴィオラの調べは素晴らしいのですが、
私たちはあの無機質で生活感を感じられない町の雰囲気が苦手なり。
◆ 瑞穂園芸再建へ ◆
にーなさん「倉庫以外にもここでお店、瑞穂園芸を再建してみようと思うの」
「(o^-')b ねえ一緒にスタッフとしてベンダーも置いてみない?」
くろねこ「うんうん!あたしもお花屋さんのお手伝いするっヽ(〃'▽'〃)ノ」
「さっそく店長さんにも瑞穂園芸を作ることをご報告しなくちゃね!」
にーなさんから瑞穂園芸スタッフのお誘いを受け、
同時に倉庫と店舗をかねたカスタマイズのオーダーとなりました。
追加オーダーに関しては常に柔軟に対応出来るよう心がけていたのもあり、
プライベート空間とパブリックスペースの確保は容易でした。
◆ 店舗の屋外花壇をどのようにみせるか ◆
店舗とプライベートを分けるカスタマイズとなり、
お店の顔的存在になる屋外花壇を何面設置するかの検討に入ります。
大切なこととして設置した花壇を本来の用途として機能させるか、
また一部の花壇はカフェの様なダミーとして飾るのかをにーなさんに決めてもらいます。
にーなさんの答えは4面全ての花壇でお花の栽培をする方向となったので、
くろねこは南側に仮設してあったソテツを1マス南側にずらして再考。
※ ココナツから生成されるヤシの木5種はどれも透過性の無い植物。
ヤシの木の後ろ側あるアイテムなどは見えなくなる性質があります。
画像の位置に置いた場合、生い茂る葉っぱが花壇に干渉してしまいます。
そこでにーなさんには花壇の位置を最優先に考えてもらい、
南側にあったヤシの木とゴザのことは一切無視して構わないと伝えました。
あれこれ二人で話し合いながら4面花壇のレイアウトも決まり、
店舗とプライベート2箇所の入り口位置も決定しました。
こうしてこの日は内装の一部変更箇所を決めておしまいになります。
そして翌朝、昨夜決めたプライベート部分の内装を作りました。
南側にあったソテツ2本は西側へ移動させ、
お花屋さんの庭を全面見渡せる開放的なデザインに変更しました。
瑞穂園芸の屋外花壇部分の内装に移る前、
おうちの2階部分の内装も仕上げ終えました。
リビングと寝室をそなえた建物2階。
ここだけはTCよりも丁寧にきちんと作り直した空間。
というのもTCマルシェはロックダウン数削減のため、
スタックオブジェは作らず既存の家具で節約してました。
◆ TC - Marche ◆
何よりTCで建てたお花屋さんとカフェを瑞穂に移築して、
にーなさんの帰りを待つからね。と約束を交わした想い出の部屋。
(人´∀`) ひとつひとつ思いを込めて大切に作り上げることが出来たと感じてます。
ちなみにこの部屋のベースとなってる建物は森の中の一軒家。
◆ Sunny Place - Bookstore ◆
※ クリックで別窓表示になります
私自身このデザインのおうちは大好き。
その中でも階段を隠しつつパーティションの役目も兼ねたスタックセキュアは、
見た目にも可愛く使いやすいので荷物整理もはかどります٩( ๑╹ ꇴ╹)۶
いつもなら一気に全ての内装を終わらせちゃうところですが、
同じ内装家にーなさんの内装の楽しみを奪うのはダメです。
くろねこは画像にある2階部分の内装を半分程度で終了し、
この日にーなさんへおうちの譲渡を無事に終えることができました。
今回のハウジングで私たちが大切にしていた内装手法。
少しずつ飾り付け、お互いの意見や要望を交わしながらデザインをかためます。
アイテムの配置場所や色合いの変更箇所などを話し合い、
何度もなんども試行錯誤を繰り返し、
答えをすぐに導かないようにしながら瑞穂園芸を作りました。
その中でも面白かった内装品があります。
それは私たちの何気ない会話から作り出されました。
◆ 海であらえ ◆
これは瑞穂園芸の第1案内覧会を終えたあと、
にーなさんのおうちでおしゃべりしてた時の会話。
「あの雰囲気のおうち」とは瑞穂園芸に製作中のビーチ。
最初は海の近くの家でありながらシャワーも設けてなかったなりよ。
そこでくろねこはにーなさんに海で洗いましょうと進言 Σ(゚д゚lll)?!
言っておきながらなかなか辛辣な内容だと思うなり。
考えてなかった訳ではないのですが、
これはにーなさんの要望を叶えるのが使命と肝に銘じ、
くろねこはすぐにシャワールーム作成に着手しました∩`・◇・)
◆ シャワールーム ◆
シャワーにしては膨大な放水量が気になるところですが、
そこは大きな排水口があるので水浸しになる心配もありません。
※ 投網を使い排水口の蓋にみせるデザインも考えましたが、
網状の蓋は排水効果が低下しそうなので開けっ放しです。
利用されるお客様は吸い込まれないよう気をつけて下さいね。
◆ 夜のビーチ ◆
私たちがこだわった内装のひとつに夜の浜辺があります。
波の音を聞きながら静かなひとときを過ごせるよう、
光源もおさえて夜を演出する内装となっています。
◆ しあわせのかたち ◆
毎日限られた時間を使い、私たちは共同でおうちをつくりました。
瑞穂園芸を再建するにーなさんの思い。
約束を交わしたおうちを建てる私の思い。
少しずつ丁寧に組み立てて二人の思いをかたちにしていくことは、
それはとても楽しくてしあわせなひととき。
おうちの建設中に私の誕生日がおとずれ、
にーなさんからバースデープレゼントをいただき、
一緒に誕生日のお祝いをすることも叶いました。
※ 春頃の体調を振り返ると…一緒に過ごせることさえ無理かもしれないと思ってたなり
恒例行事の様になったココナツ割り大会も毎回大盛りあがり。
あたしたちは相当数のヤシの木を出してますが、
なぜかこの背の高いシダ系だけはめったに出ないなり。
これは先日配布された25周年記念の悪酔いしないお酒
頭しかなく可愛そうだったので、一緒に胴体を見つけてあげた時の写真。
無事に胴体が見つかり笑顔いっぱいのスカルなのですヽ(〃'▽'〃)ノ
私たちは毎日笑い声につつまれながら
二人でひとつのしあわせのかたちを作り上げることが出来たと思っています。
ありがとう、にーなさん
にーなさんが居なかったら、おうちを建てることさえ出来なかったなり。
゚・*:.。..。.:*・゜ヽ( ´∀`)人(´∀` )ノ・゜゚・*:.。..。.:*